フナ子と私 ロンポンピア編 
2006/05/24(Wed)
  だいたい、人数が揃ったかなーーというところで、フナ子が
   「オーディションをしよう!」と言い出した。
歌とセリフとダンスをすることになった。
歌とセリフはいいとして、ダンスは適当なのをフナ子が選曲して、振付ける
ことになった。
だいたい、その辺りにはダンスを教えるところなんてない。
ダンスが踊れる人なんてのもいない。
せいぜい、創作ダンスを学校で経験するくらいだ。
その創作ダンスがフナ子は得意だった。
選曲した曲は、冒頭が絶叫しているハードなロックだった・・・・。
それに、ハードな振りをつけて行くフナ子。
けっこうカッコよくて、ノリノリなダンスが出来上がり、リヨ子が「ヒクフ」
と名づけた体育館の舞台の上で、ノリノリに踊った。
下の方では、バレー部とバスケツト部が部活をしていて四方にはネットが張ってある。ネットに守られた舞台の中でギャーーとしか聞こえない曲をかけて
ノリノリに踊る2人。 (* ̄m ̄)プッ
 日曜日、召集をかけたメンバーが集まる。
午前中はそのダンスを覚えてもらって、2人くらいずつ踊ってもらった。
いちばん上手かったのはリヨ子で、後はまあ・・それなりに。
午後からはセリフと歌を録音して行く。
いろんな人のいろんな読み方、歌を聞くのは、とてもおもしろかった。
見事に個性が違う。
声の質と、トーンと、言い回しとタイミングと・・。
いやあ、人って素晴らしいものだ。
 そのオーディションの結果を考慮してかしないでか、フナ子とコリエと私はそれぞれ、役を決めて行った。
 ピアノの精のロンポンピアは、私。主人公の女の子、智子ちゃんにリヨ子
風の精のソフィールにコリエ。フナ子はオルガンの精。
 智子の父に、コマトくん。母にネダカさん。
初恋の精マーロにリヨ子の親友、オノミちゃん。涙の精にイセコ。
太陽の精のエルベーラに、新体操部に新しく入ったマメちゃん。
あくびの精に、一年生のホミズちゃん。
木の精にネムオくん。
工事現場のおじさんにノタケツさん。おばさんにテルちゃん、ネダカさん。
主に、こんなメンバーでスタートすることになった。
 オルガンの精には、ジュンちゃんという一年生が決まっていたが、このジュンちゃん、うちの真面目な受験校には珍しく、ちょっと翔んでいた。
日曜日に私服に髪をちょっと染めて化粧して街を歩いたり。
体育のコトビラ先生に見つかって注意されてニラんだジュンちゃん。
 「何なの、その目は!」
と言われ、「あたしの目ですっ!」と言い返したらしい。
結局、彼女は高校をやめてしまった。
キラッとした目の、きれいな子だったけど・・・どうしているのかな。
彼女の存在を残すために、一言加えることにした。
・・・・それは、後のお楽しみ。 
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