2006-04-27(Thu)
フナ子と私 フナ子登場
フナ子と私が、どういういきさつで友達になったのかは、定かではない。
たぶん、フナ子が私にとても興味を持ったのだと思う。 何かのはずみで・・・たぶんフナ子が 「ねえねえ、何かおもしろいことできる?」 と聞いてきたので、特技(笑)のアニメの声マネを披露したのが原因かもしれない。 グーグーガンモや、ハイジや、峰不二子やメーテルや(年代がバレバレだよ) いろんなアニメのマネをしてみせると、休み時間のたびに私の教室にやってきては、 「ねえ、峰不二子やって」「ハイジやって」とせがむのだ。 時には、同じクラスのユキミやミサトやコユキまで連れてきた。 フナ子を一度見たら、絶対に忘れられない。 まずは、異常に細い体つき。コラーゲンもジェルも脂肪も一滴もないと思われる。血管が通っているのが、かすかに確かめられるくらいだ。 そして色黒。大きくてギョロギョロ落ち着きなくあちこちよく動く目。 頬骨が張っていて、その下には、大きな口がこれまたよく動く。 恐怖映画が流行るたびに、その題名があだ名になるんだよと自慢していた。 「サスペリア」、「ゾンビ」などなど・・・。 私の兄たちは、テニスのナブラチロワだ!と決め付けた。 私のクラスは4組で、フナ子は5組。その5組には、フナ子以外にも強烈な キャラの持ち主がたくさんいた。 私の元に連れてきたユキミは女傑タイプ。今では経営者になっているという。 コユキは、とにかく言動がよく目立つ。人目を気にしない。 ミサトは、和田アキコ・・。粗野な感じ。 3人ともそれぞれよく、うわさの種になっていた。 そしてフナ子は・・・久本マチャミ??にちょっと近い? とにかく5組はすごいメンバーだったなあと今でも思う。 私がそんな愛すべきフナ子を好きになったのは、今までの友達と全く違っていたからだ。 まずは、こちらが何も言わなくても気にしないで、とにかくよくしゃべる。 家のこと、友達のこと・・それがおもしろくて毎日一緒に帰った。 こんなにしゃべる人を、私は見たことがなかった(笑)。 駅の近くのデパートをウロウロしたり、いろんなお店に食べに行ったり、 フナ子は、私の中のいろんな「制限」を次々と外してくれたような気がする。ともすれば私は、一日中だまっていて、ただ学校と家を往復するだけの生活 を送っていた。要するにただのおとなしい子だったのだ。 それをフナ子が、特技(笑)をおもしろがり、私について回ったり誰かを連れてきたりしてどんどん世界を広げてくれたのだと思う。 フナ子のおかげで、私は学校が楽しくなった。 勉強ができないのもよく似ていたので(笑)、更に深まったのかもしれない。 |



